6月23日淡路法座所において、組長練成が行われました。
前日の豪雨はどこへやら、梅雨というのに当日は陽が射してすがすがしい朝でした。
髙橋支部長の挨拶のあと、4つのグループに分かれ、教務員から「『布施』にはどのようなものがあるか、手元に配られた紙に「一人5つ書き出して下さい。」と説明があり、早速研修が始まりました。
淡路 組長練成⑥淡路 組長練成⑧

淡路 組長練成⑦

左:「布施ですか~。うぅーん」・・・考え中
中:「ここは、こうしてこうした方がいいんじゃない
右:「布施は笑顔で!ですよねー」・・・作成中

「布施」は一般にはお坊さんに払う謝礼の意味にとらえられがちですが、私たち信仰者は、「布施」をどのように教えていただいているのでしょうか?
まず、それぞれのグループから出された「布施」を見てみましょう!
バラチームは、一人暮らしの方の家を訪問・朝の挨拶など。
水仙チームは、傘をそっと差しかける。病気の人に笑顔でふれあうなど。
カーネーションチームは、会員さん宅へ行き、悩みを聞いてあげるなど。
ひまわりチームは、近くの地蔵さんにお花が枯れると入れかえるなど。

いろんな「布施」が各チームから出され、チームの代表者が発表しました。
淡路 組長練成③淡路 組長練成①

淡路 組長練成④淡路 組長練成②

私たちは「『布施』とは、人のために惜しみなく何か善いことをすることです。」と教えていただいています。そして「布施」を細かく分けると①財施②身施③法施に分かれます。
①財施・・・お金や物を人に施すこと。例えば、私たちがさせていただいている一食ユニセフ募金やアフリカへ毛布を送る運動もその一つです。           
②身施・・・自分の骨折りによって人の心配や苦労を少なくしてあげること。例えば朝早く散歩の途中に街中のゴミを拾うこと、また笑顔で人に接することもその一つです。
③法施・・・人に正しく物事を教えること。例えば、漬物の漬け方、編み物の仕方を教えてあげることもその一つです。

「布施」は、一切の見返りを求めず、他人の幸せを祈る心で行います。
見返りを求めないということは、「自分はこれだけの布施をしたのだ」と偉ぶることもなく、「自分はこれだけしかできなかった」と卑下することもないということです。
「布施」は、相手も喜び、自分も嬉しくなります。と教えて頂きました。   合掌
 

淡路 組長練成⑨
教務主任、必死で説かせていただきました。