パールライン

阪神大震災 尼崎南1月17日…
あれから18年、思いもかけないあの恐怖・・・
阪神淡路大震災です。
いつ終わるか分からない揺れに娘2人と
「どうなるんやろう」「どうなるんやろう」と
不安と恐怖で一杯・・・。
その2年前に亡くなった主人に「守ってください」と
一身にお願いしていました。

近くの中学校に避難し、テレビに映し出される神戸の街を
あまりにも無残な姿にただ一人でも多く救って欲しいと祈り続けていました。
毎日の様にテレビにはひとつひとつ消えていく命に向かって
声を限りに泣き叫んでいる家族の姿が映し出されます。
自分の家族だったら・・・防ぎ様の無い自然の恐ろしさ・・・
今でもありありと胸に焼き付いています。
今は娘2人共、結婚して孫も三人頂いて幸せに暮らしています。

今日は震災で亡くなった多くの方々も神戸教会に来てくださっていると思います。
その方々一人一人に想いをはせながら、今生かされている命に感謝して
一歩一歩噛み締めながら献香、献花に参加させて頂きました。

もうすぐ3月11日が来ます。
東北の皆さんの痛み、苦しみ、悲しみは今も続いています。
私達が出来る事は同じ痛み、悲しみを分かち合い
亡くなった方々への祈りを捧げ、一日も早い復興を念じていく事と思います。
神戸にして頂いた事をお返しする、今はそれだけです。
ありがとうございました。

パールライン