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壮年布教員の津曲さんのお話です

8月8日に聖壇研修を受けました。
聖友会聖壇研修の心構えの中で
聖壇でお役をする時、法座席を意識するより
お役5人が心を合わせて所作とリズムをそろえ
ご本仏さまに捧げる気持ちが大切である事を学びました。

尼崎南 聖壇1

目を閉じて10秒数え、手をたたく研修では
人によって時間のとり方が様々だったので、バラバラの拍手になってしまい
合わせることの難しさがよく理解できました…。

個人の技術の向上は、日々の忙しい時間の合間に
一日たとえ数分でも基本動作をイメージするとか
テーブルの上でリズム(お題目)を刻む努力が必要であるな、と思いました。
たまに練習するだけでは、リズムを意識し過ぎると動きがバラバラになり
逆に動作を意識し過ぎると、リズムが取れません。
試行錯誤の末、基本動作を反復練習して身体に刻み込んだ後に
リズムを乗せることが重要だと学びました

今回も前回と同様に太鼓の指導を受けました。
太鼓の基本動作は…
ばち先が太鼓の面から1.5ミリ~2ミリはなして
太鼓の面に沿って上にあがり
(ポイント・ばちと手首の角度を変えない)
最上部から、ばち先が太鼓の面に対して
ハートの形の半分を描いて元の位置に戻り
太鼓の中央を手首を使って打つこと。
(ポイント・太鼓の面とばちで作る形が、アルファベットのAの
 半分をイメージする・鋭角)
この動きを反復練習すること。

今回の研修で
「ばちと手首の握りで出来る角度が上にあがっていく途中で
 変っている」との指摘を受けました。
毎日5分でも時間をとり、教わったことを思い描き練習します。
すべての種目で言えることですが
太鼓も奥が深く、課題がなくなることは決してないと思います。

聖壇に上がって、ご本仏さまに喜んでいただけるような所作を目指し
ばちの動きがまったくぶれないところを目標にして
日々精進していきたいと思います
ありがとうございました。

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