ミドル部 訪中団17月20日~23日
中国黒龍江省方正地区慰霊訪中団に、ミドル部から4名が参加しました。花

Yスタッフさん
 毎年、慰霊訪中団に声を掛けて頂いていましたが、休みが取れず参加出来ませんでした。今年は会社のほうから連休で休みを取って欲しいと言われ、初めて参加することが出来ました。前日まで仕事が忙しくて心が向いていませんでしたが、出発当日は早朝にもかかわらず沢山の方がお見送りに来て下さり、中国でしっかりと慰霊させて頂こうという気持ちになりました。
 
七三一部隊罪証陳列館では実際に目で見て説明を聞かせて頂き、あまりの残忍さにショックを受けました。戦争は人の心を変えてしまい理性をも失ってしまうと思いましたし、戦争は絶対にあってはならないと思いました。時間があればもっとじっくりと見て周りかったです。
 
普通の生活を出来ることが、本当に幸せなんだなと改めて感じました。会長先生がひとりひとりの心の幸せが世界平和につながると教えて下さっていますが、私自身どこまで出来るかわかりませんが、法華経の精神を一人でも多くの人に伝えていきたいと思います。《40代男性》

Nスタッフさん
 私は中国に対してあまり良いイメージを持っていなかったので、七三一部隊の資料館に行くことにも抵抗がありました。今回中国に行くことで自分自身の心の中で引っ掛かっていたものの落としどころが欲しくて、何かを見つけられたらという思いで慰霊訪中団に参加しました。
 
七三一部隊罪証陳列館ではアウシュビッツの収容所を連想するような圧迫感があり、亡くなった多くの方の思いが伝わってくる様でした。今まで私は小さなことにこだわってきて、現実から目を背けていたことに気付きました。
 
私の父の叔父が満州開拓団で、戦後無事に満州から帰国出来ました。歩けない人は同じ日本人から殺されたりする中で、親しくしていた中国の方にアドバイスをもらって、命がけで日本に帰って来れた話を、慰霊訪中団から帰ってから改めて教えてもらいました。訪中団に参加する前の私と同じような感情を持っている人に、私が感じたことを伝えていきたいと思います。《40代男性》

Kリーダーさん
 今回初めて慰霊訪中団に参加しました。行く前に部長さんや訪中団に参加された方から、話を聞かせてもらっていましたが、実際に七三一部隊罪証陳列館を見学して、ショックを受けました。戦争は絶対に起こしてはならないと思いましたし、日中が友好関係であって欲しいという気持ちになりました。また日本人公墓を中国の方が守って下さっていることにも驚かされました。そして一食募金で平和の塔を建てたことを教えて頂き、今までよりももっと積極的に一食に取り組みたいと思いました。
 
また中国へ行く際にミドル部の女性陣が陀羅尼を写経して、ミドル部の参加者一人一人にお守りを作ってくれました。いつもなら乗り物酔いや疲れやすいのに、皆さんの真心が伝わってきて元気に帰って来ることが出来ました。周りの人の支えや思いの中で参加出来たことが有難かったです。《40代女性》

K部長さん
 中国慰霊訪中団も今年で11回目になりました。毎回参加させて頂いています。第1回目に参加させて頂いた時、方正に向かうバスでの道中、果てしなく広がるトウモロコシ畑の同じ景色が続き、数名でゲームをしたことがありました。そのとき、この場所を多くの日本人が逃げ回ったんだと、当時の秘書長より厳しく教えて頂きました。自分の意識のなさと、なんでもないところに歴史が刻まれていることに気づけるか気づけないかは、私次第なんだと感じたことを今でも覚えています。事務局のお役をさせて頂くようになり、回を重ねる毎に、一緒に行かれた方が参加して良かったと言って頂けることが、私の喜びとなり、幸せに感じられるようになりました。
 
今年は日本人公墓・養父母公墓ではご供養ができず、ホテルの団長の部屋でのご供養となりました。毎回お世話になっている中国黒龍江省方正地区の人民政府の方と、友好的な人間関係が築けてきたことをとても有難く嬉しく思います。《40代女性》

月ライン

 主治医から止められて今回も参加出来ませんでしたが、皆さんの感想を聞かせて頂き、私自身戦争のことは知らないことだらけですが、改めて毎日の当たり前のような生活を出来ることが、本当に幸せなんだなと思えました。これからは平和な心で目の前の幸せに感謝できるようになりたいです。 合掌 N

花ミドル部 訪中団2花
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