3月11日の『東日本大震災犠牲者慰霊供養並びに復興祈願法要式典』当日、神戸教会玄関ロビーにて、ミドル部では「こころひとつに通信」の配布や、「避難場所は知ってますか?」「防災グッズ備えてますか?」のアンケート、防災グッズの展示や想定される津波の高さの掲示、昨年の『明るい社会つくり運動の学習会』で見せて頂いた、石巻市の震災直後をまとめたDVDの放映等を、会員の皆さんに少しでも防災への意識を高めて頂きたいとの思いで、準備させて頂きました。
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ミドル部 3・11③『こころひとつに通信Vol.1』では、教会長さんからのメッセージ、東南海・南海地震想定震源域と、緊急時に持ち出すもののチェックリスト、裏面には教会所在地である中央区の東南海地震の津波被害警戒区域図を掲載しました。

ミドル部 3・11②東日本大震災では最大21.1㍍の津波に襲われた地域もあったため、東南海・南海地震が同時に発生した時、従来の予想の2倍を想定して、6㍍の高さまで掲示しました。

ミドル部 3・11⑤石巻市の震災直後の記録DVD放映と防災グッズの展示、一人分の緊急時に持ち出すものを入れた、リュックサックの重さを皆さんに体感してもらいました。

ミドル部 3・11④「避難場所は知っていますか?」「防災グッズ備えてますか?」のアンケートでは537名の方にアンケートに答えて頂きました。震災時の避難場所は知っているが、津波の時は?という方や、防災グッズも神戸の震災直後は揃えていたけど…という方も多くいました。

ミドル部 グラフ2ミドル部 グラフ1
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玄関の外でOリーダーさんと一緒に、玄関ロビー内の案内をしました。会員さんの多くが、立ち止まって私達の話に耳を傾けて下さる姿を見て、職場などで自分は同じように立ち止まって話を聞くことが出来ていただろうかと、日頃の自分の姿を振り返ることが出来ました。当日は色々と変化もしましたが、その都度対応できたのも、ミドル部の皆の心がひとつになっていたからだと思います。そして式典の中で神戸教会のKさんが、「苦しいのも辛いのも悲しいのも生きている証拠!神戸の震災で亡くなった友達が、自分の命を通して私に沢山のことを教えてくれたと思えるようになった。」というお説法を聞かせてもらい、人の役にたてるように自分に出来ること、目の前のことを精一杯することが、自分の役目だと思いました。これからもミドル部でも心ひとつに頑張っていきます。《N副部長さん 40代男性》

3月11日に向かってミドル部の皆が、心ひとつになっていたことが有難く思います。防災グッズも揃えることが出来ましたし、学ぶことが多かったです。次の目標に向かってまたミドル部の皆で進んで行きたいです。《Yスタッフさん 40代男性》

昨年のミドル部創部当初は、青年部を卒業して少しゆっくりしたいという思いがあり、気持ちが向いていませんでした。仕事などで会議や取り組みにも、なかなか参加出来ませんでしたが、3月11日に配布するチラシ作りに向けて、皆さんと連絡を取り合っている中で、一緒に頑張りたいという気持ちになり、前向きになれました。これからも前向きに頑張ります。《Nスタッフさん 40代男性》

今日は500人を越える方にアンケートをとることができ、少しは皆さんへの意識付けが出来たかなと感じました。災害はいつ起こるかわからないので、心構えは常に持っていなければと思いました。《Kリーダーさん 40代男性》

今日は放送のお役で式典に参加しました。TV等で震災の知識はありますが、被災された方が明るく地域で活躍されている姿を見て、自分の心はどうだったか?震災から一年たって私は何をしていたんだろうという思いになりました。そして自分のことで精一杯で被災された方々のことを、忘れていたことが怖いと思いました。人間として生まれたことも奇跡だし、法華経に出会えたことも奇跡。自分で出来ることを精一杯させて頂くことが法華経の生き方で、命を掛けて私たちにそのことを教えてくれた気がします。《Kリーダーさん 40代女性》

当日は15名のミドル部メンバーで取り組ませて頂きました。教会長さんより、『神戸の大震災から17年たって、当時のことが少しずつ薄れてきていないでしょうか?東日本大震災から1年たった今、防災への意識を高め備えを進める機会といたしましょう!!」とのメッセージを頂きました。東日本大震災で犠牲になられた方々、被害に遭われた方々のことをいつまでも忘れずに、心を向けていけるミドル部でありたいと思います。また神戸教会の会員の皆さんが防災への備えを確実に進めて頂けるよう、取り組ませて頂きます。《K部長さん 40代女性》

ミドル部 3・11⑥ミドル部 3・11⑦ミドル部 3・11⑧
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3月11日に向けて準備する中で、私自身も震災や津波など災害に対する意識が、だんだんと高まってきました。6㍍の高さの津波を作って掲示した時に、思っていた高さよりも実際に見上げた高さがはるかに高く、東日本大震災で津波の被害に遭われた方々は、その何倍もの高さの津波に、どれほどの恐怖だったのだろうかと思いました。震災から1年が経ちTVなどで「あれから一年」という見出しを多く目にしますが、被災された方にとっては過去のことではないという言葉にハッとしました。震災で被災された方や犠牲になられた方のことを忘れてはいけないと改めて思いました。

当日はミドル部の皆さんが寒い中で立って下さっている中、私は途中から暖かい休憩室でお茶係をさせて頂きました。ミドル部の皆さんの温かい心遣いに、いつも助けられています。有り難うございます。これからも私も自分の出来ることを精一杯頑張っていきたいです。 合掌 N

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