戦争犠牲者慰霊 平和祈願の日式典

61回目の終戦記念日の8月15日、「戦争犠牲者慰霊・平和祈願の日式典」を行いました。
戦争犠牲者の方々へ、のどの渇きを潤していただきますようにとお水をお供えし、中学生による奉献の儀が行われ、真心からのご供養を捧げると共に平和の祈りを捧げました。今年はいつも「高校の翼」の時にお世話になっている、沖縄教会 語り部の吉村さんがお越しくださり、戦後体験されたことをお話してくれました。「パスポートが無いと島から出られない、私も日本人なのに・・・」「かたつむりを食べていた」などいろいろと聞かせて頂きました。


中学生男女19名による奉献の儀・・・・お花やタバコ、おにぎりなどをお供えさせて頂きました。 お供えのお水

ご供養


3名の方にお説法を頂きました
今年3月に「高校の翼」で沖縄へ行き、困難に立ち向かい夢を持ち続けることの大切さを学びました。(芦屋支部:高校生)
訪中団に参加し「恨みには徳をもって応える」ことの大切さを実感し、平和の専門家になりたいです。(北神支部:主任)
訪中団に参加し、仏の不思議なお手配を体験し、私達の一念から世界平和は始まるとその心を胸に精進をお誓いしました。(明石西支部:壮年部長)

沖縄教会 語り部 吉村さん
 平和の感じ方は人それぞれ違い、教えの実践の「心」が形に現れてきます。
 沖縄では沖縄で育った者しか分からない大変な経験があります。
 出来なかったことを誰かや、時代、環境のせいにするのではなく、叶う努力をして欲しいです。
 何事もあきらめず挑戦して欲しいです。
 同年代はもちろん、若者にはもっと夢を持って欲しいと思います。
 夢の為に42歳で高校受験をし大学へ入り、50歳で夢だった高校教師になりました。
 全ての現象が有り難いと思えるといいですね。
式典に参加された方は「沖縄返還までの想像もつかないようなご苦労を伺い、今の平和は多くの人々の犠牲にあるものと痛感しました。中国、韓国の反日感情も根強いですが、勝戦国配下での悲惨さは沖縄の方々が矢面にたって受けて頂いたように感じます。そのような状況の中でも夢と希望を失わず前向きに歩まれた語り部さんの生き方に勇気と元気を頂きました。本当にありがとうございました。(50代女性)」
「吉村先生のお話を聞かせていただいて、たくさんの事を感じることができました。吉村先生の【時代のせいにしてはいけない】という言葉がとても心に響きました。私もどんな時でもあきらめず夢を追いかけて生きていきたいと思います。本当にありがとうございました。(20代女性)」と感想を頂きました。

今年3月に高校の翼で沖縄へ行き、慰霊供養に参加したT君は、その後オートバイの事故で左腕を負傷し、痛みが続き毎日辛い思いをしていますが、命をいただき、奉献の儀と記念品贈呈のお役を果たすことが出来ました。吉村さんより「今が大切やからね」「夢に向かってあきらめずにやっていこうね」と言葉をかけてもらい、「頑張っていくぞ」と心に誓ったと話してくれました。

椎名教会長挨拶
今年は61回目の終戦記念日です。沖縄に行って沖縄の人の思いになれ、中国へ行って中国の人の思いを知ることが出来る。不思議な命のつながりがあって生かされている有り難さを感じます。世界宗教者平和会議が行われる意義をかみしめ、私達の出来る後押しをさせていただけるよう精進いたしましょう。