2016.03 60代 女性 「幸せになれよ!」

体力的に自信がなく主任のお役を引かせて頂こうと支部長さんにお願いしていた矢先、地区のKさんと未会員さんとの間で問題が起きました。話を聞くと、個人的な問題だったので、「Kさん自身で解決しなさい」と突き放しました。

その後のKさんは、対応するどころか、その人を無視してしまい、未会員さんがご本部や教会、道場、支部長さんに苦情の電話を入れるようになりました。その事を知り、「しまった!あの時に共に修行すればよかった」と後悔しました。総務部長、時務部長、文書布教部長さんが道場に来て下さり、一人の会員さんを救うために、土下座をする光景に私は「ハッ」としました。

この問題はKさんではなく、仏さまが私に教えてくれていることだと気づきました。32年前、家庭を持ち子供が3人いる中で女子部長のお役を頂き、共に修行していた青年男子部長と三部経とわずかなお金だけで駆け落ちしました。我に帰ると三人の子供の事が心配になり、こっそり電話をしました。父が「帰って来い、どんなことでもしてあげるから」と必死に叫んでいました。涙がいっぱいで受話器を置いてしまいました。

日が経ち「こっちのことは心配せんでいいから、幸せになれよ」と言った父の言葉が脳裏から離れません。当時、教会長さんはじめ多くの方にお慈悲をかけて頂き、救って頂きました。主人も亡くなり、主任を頂き15年になります。椎名教会長さんに、一人娘のことでご指導を頂くと「何ですか!貴方のした事に比べたら娘さんのことは爪の垢ほどのことですよ」とあの優しいお顔から厳しいお言葉を頂き、心が引き締まりました。

今回のKさんの縁により、忘れていたことを深くかみしめました。温習とは、「おさらいすること」「何によって救われ、今の幸せがあるのか」と会長先生に教えて頂き、多くの方の並々ならぬ支えにより今の幸せがあると気づきました。説法に取り組む中「両親の気持ちを考え、本当の主任さんの奥底の心を見つめて下さい」と支部長さんに言われ、涙、涙でパニックで何をしているのかわかりませでした。ふっと両親は、こんな状態だったのかと気づき、それでも「幸せになれよ!幸せになれよ!」と言い続けてくれました。お父さん、お母さん本当にありがとうございました。

これからは、今まで多くの方が私にして下さったように、真剣に目の前の一人ひとりの幸せを願い、真の信仰者になれるよう修行精進をお誓いします。