2016.01  60代 女性 「どんなことも受入れる」

私は高校生の時、両親の仕事のせいでいじめにあい、家出をしました。伯母に「親孝行の教えだから」と言われ入会しました。夢を持ちながら仕事をし、青梅練成に参加するなど修行していましたが、水商売に入り波乱万丈の人生を送っていました。がんじがらめの時、主人と出合い水商売をやめる事ができました。

主人は一生懸命働く人ですが、ギャンブル好きで、借金が雪だるま式に膨らみ、経済的に追い込まれ、私はうつ病になりました。「地獄までも主人についていきなさい」とご指導を頂き、主人を変えようと苦しんできた私がその言葉で「どんなことも受け入れていこう」と思えました。私の今まで犯してきた業を主人が受けてくれていると思うと、主人に申し訳ない気持ちになりました。主人の背中を流したり、寄り添う中で心が救われていきました。

主人は「今までいっぱいおまえに迷惑をかけてきた。何もしてあげられないから別れてあげることが最後のプレゼント」と言ってくれ、30年連れ添った主人と別れました。ご指導で別れた主人を導き、住所が決まっていなかったので、教会ご本尊を肌身離さずお守りしていき、お経を多く聞いて頂きたいと思い、教会での早朝の三部経読誦修行に入らせて頂きました。初めは家が見つかりますようにと願っていましたが、人生の私のサンゲに変わっていきました。

朝の集いで過去のことを話した時、教会長さんが「今日ですべて仏さまが吸い取って下さったから、過去を振り返らず前に向って歩みなさい」と言って下さいました。それからは、感謝の読誦に変わりました。教師資格の声をかけて頂き、ハイと返事をしました。事前教育の時、「三は変化する。十三は生まれる。二十三は頭領数。三十三は変化を受けきる。」と教えて頂きました。第三十三回の教師拝受で本部でも願生を説いて頂き、「お役にたちたい」と思い、感謝と感動で一杯でした。

今、放送指導員のお役を頂いており、陰役のおかげさま緊張感の繰り返しの中、執着する心が取れ、変化を受け入れる心を育てて頂きました。今回の説法取り組み中に主任の声をかけられ、びっくりしましたが水が流れるが如く素直に受けました。生まれ変わり、下を向いていた私が顔を上げて笑えるようになりました。親不孝な私だったと思え、今生かされているのは、両親のおかげさまと感謝できるようになりました。精一杯精進していきます。