2015.11  60代 女性 「思いに応えたい」

H7年神戸の震災で家を全焼し、何もかも失いました。でもかけがえの無い家族は全員無事。昨年、会員教育Uの研修を受講しました。震災後に内緒で主人が体に刺青をしてきたことがわだかまりとなっていました。良い所を見ていこうと思うのですが出来ずに自己中心な信仰をしていたことに気づきました。「研修が終わる頃には、心が変わりますよ」と講師さんに言って頂き、安心して受けました。

分からないままに実践してきた事が、法華経の真理とどうつながっていたかを理解する機縁となり、目からうろこ、霧が晴れるような軽い心になり、主人への見方が変りました。62歳にしてようやく花開く事が出来ました。今回の教師拝受で三部経読誦に不安な私に当時主任で導きの親が、一ヶ月仕事帰りに三部経読誦の練習に寄り添ってくれました。私一人のために、教務員さんたちが心をこめて応援してくださり、教師の重みを感じました。諦めず前向きに精進する大切さを学びました。

主任のお役を突然言われ、「無理!教会がつぶれる」と心の中で断っていました。会うたび声をかけられ、10回目の夜に、これは仏さまからのプレゼントかも?と感じ、「こんな私で良かったら、お願いします」と言っていました。その10日後、階段から転げ落ち、大ケガをして救急車で運ばれました。頭には異常がなく、頚椎損傷で、会社に迷惑をかけた申し訳なさと本部へ行けるかな?との思いでした。目前の事故に動揺しましたが、絶対本部に行ってみせると強く思い、リハビリには痛みが伴いましたが、乗り越える事が出来ました。また、皆さんの思いやりに感動し、この思いを忘れずに周りの方へお返ししていこうと思いました。

本部へ行き、佼成誌の購読の方にご本尊を頂けるよう関わらせて頂く事を誓願しました。主任のお役を拝命し、仕事をしながらのお役に不安でしたが、地区の先輩方が温かく、時には厳しく教えて下さり、皆さんの思いに応えたいと決定しました。

仕事帰りに、一軒でも地区の方にお会いしたいと毎日歩いています。そんな時、主人が脳梗塞で倒れ、後遺症は残りましたが、生命を取り止めるご守護を頂きました。すぐに卑屈になり落ち込む私でしたが、一つ一つを乗り越えた今は、仏さまからのプレゼント、はからいと感じられ、仲間や家族の愛が力となって支えてくれていることに気づきました。後は恩返し、手どり、導きでしっかり歩かせていただきます。人さまの話を聴ききります。