2015.10 20代 男性  「自分の生きる道」
私は小さい頃、とても活発でした。生まれつきの食物アレルギーやアトピー性皮膚炎で、親子共々眠れない日々でした。幼稚園、小学校と通うようになり、ボロボロで赤くなった肌、アレルギーで給食が食べられず、一人お弁当でしたが、いじめられる事もなく、友人を持つ事ができました。高校生になって運動部にも入れ、肌が治ってきたのを実感し嬉しかったです。

しかし、その頃から、胃腸や自律神経が悪くなり、電車通学に耐えられず、学校を度々休みました。大学生になるとますます悪化し、2年になる頃、行こうと思えば行ける体調でしたが、当時の私にはどうしても足が動かず、両親が日中いないことをいいことに黙って引きこもっていました。病気が悪い、勉強が面白くない、両親が見てくれてない、と他人のせいにしたり、将来への不安を思うと、すぐに考えるのを止めたりと、我が身可愛さで誰にも言えず逃げ続けていました。いつかバレてしまう。話さなければと悩み、ストレスから体調が悪化する一方でした。

母と教会へ参拝したとき、立花産業の求人広告を見て「このままではいけない」と就職試験に臨みました。面接でひきこもっていたことを話し、教会長さんへ伝わり、総務部長さん、支部長さんと伝わっていきました。とても心配していただき、支部長さんから「直接お母さんと話した方がいいよ」と背中を押してもらい、ついにうちあけ、その後父にも話しました。もちろん大変叱られましたが、同時に「応援するから焦らずにやりたいことを見つけなさい」と言ってもらいました。何か大きな重石がとれたような気がしました。改めて両親に頼り過ぎていた事、私を愛していてくれていることに気付き、感謝の念でいっぱいになりました。

以前私のアレルギーの症状を軽くしてくれた鍼灸に興味があり、その専門学校へ通う事にしました。自分と同じように悩んでいる人の力になれるのではないかと思ったからです。4月からとても楽しく専門学校へ通っています。勉強に励む事ができ、自分が生きるのに最善の道を見つける事が出来たのではと思っています。

教会活動を通じて、多くの人と話す楽しさ、達成感を味わい、自分自身を変える大きなきっかけになり、人の役に立てるありがたさ、楽しさ、充足感を教えて頂きました。またくり返すのではないかという不安な気持ちもありましたが、説法のおかげさま、向き合って、見つめなおす事が必要なのだと思い至りました。ひきこもった時期がなければ、今の道を歩めなかったのかもしれません。受け継いだ命を最大限活かし、感謝を形にしていきます。