2014.12 40代 男性  「苦労ではなく精進です」
43歳で結婚、3年前長男が幼稚園に入園し、園内や家庭において問題行動があった為、成長検査を受け「自閉症」と診断されました。頭では発達障害を受け入れていたと思っていましたが「どうして」と悲しさばかり心の中で広がりました。私たち夫婦は発達障害について勉強する中、個性として捉える見方、見えない特性を見つけて伸ばしていこうと思いました。

しかし、現実はそんなに甘くありませんでした。妻の長男への接し方が日に日に厳しくなることを目の当たりにしました。食事の時には特に受け入れることが出来ず、朝、次男をわざと起こしてたりすると、妻はより一層厳しく叱りつけ、長男はパニックをおこします。毎日繰り返されるおだやかではない生活と将来への不安から、妻は泣き崩れるようになりました。どうしてここまで厳しくなるのだと、妻を一喝する心が何度も起きました。長男を私が引き取って離婚した方が良いのではと思いました。妻とじっくり話し、他の子供と比較して悲しい思いをしたこと、電車に飛び込もうと思ったこと、お役で留守にしてほしくなかったことを、我慢して言わなかったと泣きながら話し、妻の心の叫び聞きました。

聖友会に行く朝、長男が味噌汁をひっくり返し、妻がいつも以上に激怒「もうこんな生活は嫌だ」と泣き叫び、心配だらけの心でご本部へ行きました。ご供養をあげながら、妻は家庭教育や婦人部研修と必死で学ぼうとしている。現実になるとそれが出来ず、悲痛な思いをしていることがわかりました。妻の陰に隠された必死さがようやくわかり、涙ながらのご供養になりました。「夫として、父親として、家族に寄り添える心をつくる」ことを誓願しました。教会長さんから「自分を仏道へ導いて下さる妻であり、子供であると考えてみてください」心構えを頂きました。

近畿支教区の研修会で、長男が次男を起こす理由を可愛いからと受け止めることや家庭のご本尊さまへ帰依する事を十二因縁を通して教えて頂きました。そして、教会長さんより「奥さまも長男のことで苦労をしているのではなく、精進させて頂いている」と教えて頂き、受け止め方を改めました。気がつくと、パニックが劇的に減り、家庭が変化してきました。仏さまの前で3年前とは違う感謝の涙を流しています。この体験の喜びをお伝えしていきます。