2012.10  70代 女性 「夢中で功徳を積む
岡山県で七人兄弟の末っ子として生を受け、お仏壇や神棚に父は毎朝お給仕をしていました。両親の喧嘩は見たことが無く、のびのびと育ち高校卒業後は神戸で美容院に勤めました。お客さんだった姑の紹介でその息子さんと結婚しました。真面目で優しく親孝行な人で、三人の子どもに恵まれました。

14年経った時に、主人が仕事中に車が崖から落ち即死したのが41歳でした。私が37歳で長男が6年生、二男が4年生、三男は1歳10ケ月。親戚の勧めで宝塚に住むと、幼馴染のKさんが「幸せになってもらわないと」と云って佼成の本をもって来てくれました。
主人が亡くなり7年後、今度は次男が高3の時に学校で朝礼中に倒れて亡くなり、「人間は何時死ぬか分らない」と受け入れるしかありませんでした。神様に「お前は精一杯努力したから天国に帰って来なさい」と言ってもらったのかと思う一方で、勉強を頑張る次男に私が、「もうちょっとゆっくりしたら」と優しい言葉を掛けてやれなかったから神さまに取り上げられたのかと自分を責めました。

導きの親のKさんがよく話を聞いてくれました。三男はむなしいとか言うようになり、心が不安となって登校がままならなくなりました。「お母さん僕大学合格出来なくても行く所があるから」という言葉に「もしかしたら、死ぬ気ではとドキツ」として、子どもの心の病をきっかけに少しずつご命日参拝やお当番をさせて頂いていました。当時のM支部長さんより「仏様の時間に合せて、朝6時、9時、夕方6時にご供養しなさい」と言って頂き、必死でご供養するようになり、三男のことを思うとじっとしておれず、教会に、お導きにと走り回りました。

入会の折に怒っていた姑が、ご宝前に毎日ご挨拶をし、200円お供えしてくれるようになり有り難かったです。私は主任さんの云って下さる通り、夢中で功徳を積ませて頂きました。近所にも行き、その中で本を読んで下さると思っていた方に断られたり、意外な方が読んで下さったり、自分の力ではない、仏さまの図らいと感じました。お陰さまで今までに39家が入会のお手配を頂き、三男が自殺をしようと思った時には思う様に行かず、命を守って頂き、仏さまはいらっしゃると強く感じました。

「こんな呪われたような人生」と思っていた私ですが、教えのお陰さまで人と比べるのは止め、私の人生は誰のせいでもなく自分と受けとめて前向きに努力できるようになれました。
その姑も今年四月に天寿を全うしました。看護する中で「えらい所へ嫁いで来たと思ったやろ」と云い、苦しむことなく息を引き取りました。いつでも電話で聞いて、すぐに駆けつけて下さったサンガの皆さんありがとうございました。