2012.02 20代 女性 「二十歳の誓い」
成人を迎えて今までの自分を振り返ってみると、物心つく前に両親が離婚し、母一人で兄弟三人を育ててくれました。お父さんがほしいと思うこともありましたが、兄達が優しく、いつもそばにいてくれたので、父の居ない寂しさを紛らわすことができました。母の頑張っている姿を見ると甘える事ができませんでした。

そして、小学四年生の時、突然母と離れて兄弟三人、祖父母のところで暮すことになりました。祖父母は一生懸命育ててくれ、運動会や参観日にも来てくれましたが、両親に囲まれている友達がうらやましかったです。いつの頃からか、我慢することが癖になっていました。

中学三年の冬、再婚した母が戻ってきて、一緒に暮らすようになりました。甘えたくて仕方なかったのですが、対応に戸惑い、文句ばかり言ってしまい毎日のように喧嘩し、戦場のようでした。高校も卒業し、就職しましたが人間関係に耐えられず退職、今はアルバイトをしながら仕事を探しています。今までの私は、何かあれば、母のせい、人のせいにしては、自分と向き合わず逃げてばかりで、自分から謝る事もしませんでした。母の泣いている姿も見ました。喧嘩をしても、淋しい思いをしても母の事を嫌いになったことは一度もありません。なぜなら、母は「勝手にしなさい」と言っても、最後には「どうするの?」と見放さず一緒に考えてくれ、私を信じてくれたからです。離婚して、兄弟三人を育てるのはものすごく大変だったと思います。今まで育ててくれて感謝しています。

これから苦しい事があっても、ひとつずつ自分の力で乗り越えていけるようになりたいです。今度は私が母の力になり、幸せにします。母が私の小さい頃のアルバムに書いてくれた「あなたの笑顔にいつも元気をもらっています。その笑顔で沢山の人を幸せにしてあげてね」というメッセージのように周りを明るく出来る私にならせて頂きます。