2010.07 20代 女性 「カンボジアに行って」
2月にカンボジア平和使節団に参加し、立正佼成会一食平和基金の支援によって再建されたカンボジア国立仏教研究所を視察したあと、一食ユニセフ募金の支援事業である「子どもに優しい学校」づくりに取り組む小学校を訪問。授業風景を見学し、児童と交流しました。

以前青年部でAED講習を受けたのに、駅で倒れた人を見てその場を立ち去った自分が許せず、目を背けない強さを身につけたいと思ったことが参加を決めた理由です。

しかし、私が見たカンボジアはとても発展していて、貧困層を見ると思っていた私は何もしてあげることが無い自分にショックを隠しきれず、焦ってばかりの毎日でした。
学べている実感がなく、焦れば焦るほど皆の行動が目に付き、人を責めたりと感情の起伏の激しい毎日でした。でも本当に辛かったのは帰国してからでした。

学んだことがゼロではないのに、何か物足りず、この際自分で貧困層を見に行こうかと思ったのですが、当時の青年部長さんに「見てきたことの中から何も見つけられないのに、貧困層を見ても同じ」と言ってもらい、事後教育に臨みました。教務員さんに思いを全て聞いてもらい、貧困層を見れなかったことに囚われ、「何か得ないと」と思う私の気持ちが漠然としすぎていたこと、求道する力に欠けている自分を教えてもらいました。

世界平和はどこから始まるかと聞かれ、カンボジアにいる間の私の心の中が、まったく平和でなかったことに気付きました。素直に自分の意見を伝えられたら、私の気持ちも平和だったろうし、お互いがもっと違うことを学べていたかもしれません。目の前の物事を変えようとし、自分自身から目を背けていました。「目を背けない強さを身につけたい」求めてカンボジアに行ったことはきちんと教えて頂いていました。

カンボジアに行かせて頂き、世界平和に向けてアームズダウンや一食・募金をすることも、自分の気持ちを相手に伝えていくこともどちらも同じだと思うようになりました。
どんなことも相手を思って声をかけられる青年部長になれるよう、まずは自分の支部、友人たちと共に、世界平和に向けて頑張ります。